DSIRNLP勉強会で発表しました

@overlastさんのお誘いにより招待講演という形でDSIRNLP勉強会で発表をしました。

IRともNLPとも関係のない話ですが、冬のLock-free祭りという題目でお腹いっぱい話せました。
発表資料はこちら

↑だとアニメーションが死んでてイミフになってるので↓がおすすめです。一番良いのはPowerPoint2007以降で再生することですが。
http://www.slideboom.com/presentations/460931/%E5%86%AC%E3%81%AELock-Free%E7%A5%AD%E3%82%8A_safe
アニメーション有りなら深く考えずめくっていくだけでおおよその雰囲気は掴めるんじゃないかと思います。
総ページ数190枚の大作です。

いろんな人にlock-freeなデータ構造の面白さを理解して頂けたようで大変満足です。
また、@hitoshi_niさんから「発表から情熱が伝わって来た」と好評をいただき、本を頂けました。

どちらも買おうか悩みつつ財布の都合で踏みとどまっていた本なので、超えてはいけない線を超えてしまいそうです。
ありがとうございます!

時間や自分の理解度の都合で話しそびれたこと

・Lock-free double ended queue
・Lock-free malloc
・Lock-free snapshot
・Lock-free STM
・OSTM, RSTM, NZTMという進化の系譜
・そもそもLock-freeとObstruction-freeの違い
・TransactionalLocking2
・STMのOpacity
まだ話せそうで話してない事が結構あるので次回は夏頃になるかと思いますが気長にお待ちください。

面白かった話

数学は得意でなく、機械学習も出てくる記号の意味からして理解できていないのですが簡潔ビットベクトルは僕の頭でも理解できるほど噛み砕いて頂き大変興味深かったです。
あとGraphDBとかSuffixArrayとか興味が尽きないです。